恵まれた学習環境で、豊かな人間性を育む3年間

都立田園調布高等学校で行われた教育関係者対象の学校説明会に参加しました。

創立70年を超える伝統校

田園調布高校は、1950（昭和25）年に開校、2019（令和元）年に創立70周年を迎えた伝統校です。多摩川をのぞむ小高い丘に位置し、田園調布南の閑静な住宅街に囲まれた、落ち着いた環境にあります。隣には、大田区随一の蔵書数を誇る大田区立図書館があり、放課後に図書館で勉強することもできます。
まじめで誠実な校風で、ほとんどの生徒が四年制大学進学をめざしています。アクセスも良好で、大田区・品川区・目黒区・世田谷区のほか、江東区・江戸川区から通う在校生もいます。

教科横断的な力をつけるカリキュラム

昨年度からの新教育課程では、それまでの文理別の学習から、文理にとらわれず教科横断的な学力を身につけるカリキュラムとなりました。１年次に基礎・基本を完成させ、２年次に進める発展的な学習により、幅広い進路選択を可能にしています。
大学入学共通テストを約９割の生徒が受験するため、文系志望でも数学をしっかり学びます。また、新しい入試制度に対応し、３年次の自由選択科目に「情報演習」も用意しています。

アドバンストクラス（国公立大学選抜クラス）を設置

１・２年次に各１クラス、アドバンストクラス（国公立大学選抜クラス）を設けています。土曜授業日の午後などに、国数英の演習、全国模試の準備や振り返り、進学ガイダンスなどを行い、合格をバックアップ。夏休みの通学型学習合宿では、勉強漬けの４日間を過ごします。
アドバンストクラスは、新入生の希望者を対象にした国数英のテストにより選抜を行い、編成します。２年次進級時は、希望を募った上で、１年次の成績と選抜テストの結果を総合して編成します。定員の２倍、多い時は３倍の希望者がいるとのことです。