自主自律、文武両道、文理両眼、グッドトライ
都立調布北高等学校で行われた教育関係者対象説明会に参加しました。
伝統と新しいものの調和を大切にする教育
調布北高校は、1974(昭和49)年に創立しました。1学年8クラス編成が多い都立の中で、6クラス×3学年という比較的少人数のアットホームな学校です。
「自主自律、文武両道、文理両眼、グッドトライ」を、教育目標としています。「自主自律、文武両道」という伝統的な教育観に、新しい時代の要請に応じる「文理両眼、グッドトライ」を加え、学力を幅広く伸長し、挑戦する気概を醸成していきます。
校章になっている「オオムラサキ」は日本の国蝶で、かつて調布・武蔵野周辺にも棲息していました。近年は希少種となり、なかなか姿を見かけませんが、校内で「オオムラサキ」の羽化を見ることができます。
文理両眼のカリキュラム
AI時代に対応するため、文理の分け隔てなく5教科すべてを学ぶことを大切にしています。2022年度入学生は、「政治・経済」や新教科の「数学C」も全員が履修し、「英語コミュニケーション」は3年間にわたり4単位ずつと、多く学習します。文理両眼のカリキュラムは、国公立大学の受験にも対応する形となっています。
また、2年次より特進クラスを1クラス設けています。1年次の終わりに、本人の意志、成績、日々の学習態度を考慮し、面接を経てクラスを編成、難関国公立大学をめざします。
充実した高大連携教育
国立大学が多い地域性を活かし、高大連携教育を推進しています。東京外国語大学や東京農工大学、東京都立大学などで模擬授業を受講する機会があります。近隣の電気通信大学とは、レーザー実験やロボット制作教室などを行っています。院生と一緒に研究室で研究に取り組む生徒もいるそうです。また、例年は入学後の学習ガイダンスを電気通信大学で行い、大学で学ぶイメージを生徒に捉えさせ、進路実現につなげています。
調布北高校では受験生向けのイベントが予定されています(事前申し込みが必要な場合があります。また、新型コロナウイルス感染防止のため、変更・中止となる可能性があります。必ず学校のHPでご確認ください)。
- オンライン学校見学会:YouTubeで公開中
- 夏休み学校見学会:2021年8月18日(水)~20日(金)
- おほむらさき祭文化部門:2021年9月11日(土)・12日(日)
- 学校説明会:2021年10月30日(土)、11月20日(土)