【東京・都立】赤羽北桜高等学校の説明会に参加しました | 晶文社 高校受験案内

【東京・都立】赤羽北桜高等学校の説明会に参加しました

2023年度入試向け

調理、介護の資格取得も可能な専門学科高等学校

都立赤羽北桜高等学校で行われた塾対象説明会に参加しました。

保育・栄養・調理・福祉のエキスパートに

赤羽北桜高校は2021(令和3)年に開校した、新しい学校です。家庭学科(保育・栄養科、調理科)と福祉学科(介護福祉科)があり、調理科と介護福祉科はそれぞれ、厚生労働大臣より調理師養成施設・介護福祉士養成施設の指定を受けています。
専門性の高い授業と最新の設備で行う実習を通して、保育・栄養・調理・福祉のエキスパートを育成します。2022年度の募集は、保育・栄養科140名、調理科35名、介護福祉科35名でした。通学区域は、板橋・足立・北・練馬・江東・江戸川区などのほか、夢をかなえるために、町田や八王子などの多摩部から通う生徒もいるそうです。

命をはぐくむ学び、保育・栄養科

保育・栄養科は、1年次は共通の課程で家庭科を幅広く学び、2年次より幼児教育・保育系と栄養・健康系に分かれ、専門分野を深く学んでいきます。
幼児教育・保育系では、近隣の幼稚園や保育所との連携も予定されています。子どもと遊べる保育実習室や、多数のピアノを備えた実習室など、設備も整っています。
栄養・健康系では、栄養や生活・福祉に関する科目の学習のほか、食材の美味しさや食文化を伝える商品開発のプロジェクトなども行います。家庭科技術検定(食物調理)にチャレンジすることもできます。
保育士や栄養士をめざすには上級学校への進学が必要となるため、両科とも受験に対応したカリキュラムになっています。

調理科は卒業時に調理師免許を取得

調理師養成施設を兼ねているため、卒業時には調理師免許を取得できます。3年間を通して、多くの専門科目を履修。1年次の1学期は和食、2学期からは西洋料理、2年次は中華料理、100~200食の大量調理、3年次は応用料理、和洋中の専門料理に取り組みます。また、1週間のレストラン演習では、ホテルや企業の社員食堂などで研鑽を積みます。
卒業後は、スキルアップをめざし、製菓や栄養、経営学などを学ぶため、半数の生徒が上級学校へ進学しているとのことです。

人を支えるスペシャリストをめざす介護福祉科

介護福祉科では、国家資格である介護福祉士の受験資格が得られます。3年次の1月に行われる介護福祉士国家試験に合格すれば、介護福祉士免許を取得することもできます。
1年次は援助する側としての心構えをはじめ、基礎・基本を学習、2・3年次には医療的ケアや介護技術を学ぶほか、長期実習もあります。3年間で450時間を超える体験的・実践的な学習活動が用意され、人や地域社会に貢献するスキルを磨きます。

赤羽北桜高校では受験生向けのイベントが予定されています(事前申し込みが必要な場合があります。また、新型コロナウイルス感染防止のため、変更・中止となる可能性があります。必ず学校のHPでご確認ください)。

都立赤羽北桜高等学校 学校説明会・授業公開等

  • 学校見学会・体験授業(サマースクール):2022年8月22日(月)~24日(水)
  • 授業公開・学校見学会:2022年9月17日(土)、10月8日(土)、11月19日(土)
  • 授業公開・学校説明会・個別相談会:2022年12月10日(土)、2023年1月14日(土)
新しい校舎で送る3年間。学校の向かい側には、サッカー場の味の素フィールド西が丘があります。
調理科の実習室には、先生の手元がよく見えるように、大型モニターも設置しています。
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