先日、都立青山高等学校の教育関係者対象の説明会に参加しました。
名門「青山高校」
1940年に府立第十五中学校として開校した本校は、1948年に学制改定により現校名に。今年で創立82年を迎える、伝統ある学校です。東京メトロ外苑前駅から徒歩3分という場所に位置し、周辺には神宮球場や国立競技場、秩父宮ラグビー場などがあります。
受験校ではなく「進学指導」重点校
生徒が将来の自分を思い描き、希望の進路を実現するために最適な学びを追求出来るよう指導。2022年春には現役で東京大学に5名、東京工業大学に2名、一橋大学に9名、国公立大学の医学部医学科に2名の合格を出すなど、「AD ALTA 高みを望め 青山で」(ラテン語で「AD」は「~まで」、「ALTA」は「高い」意味)というスローガンを体現するかのような進学実績を残しています。
さらに進学指導の一環として、日本オラクル社と教育プログラムを実施。社会に参加・貢献しようとする態度を育てると共に、将来を見据えた進路を選べるよう取り組んでいます。
これからの時代に必要な学力を
近年、大学入試改革が行われ、2021年より大学共通テストがスタートしましたが、本校では2018年度の高校入学者選抜から新形式の大学入試テストを見据えた自校作成問題を導入。定期考査はもちろん、校内学力テストも同様に新傾向の問題を取り入れています。「本校には、指導力や作問力に長けた教員が揃っています」と小澤哲郎校長先生。より深い思考や理解の実現をめざす授業の実践が、テスト問題にも表れています。
大切な3年間をより有意義な時間に
年に20回土曜授業を設定。その他の土曜日は「講習デー」を設けています。「講習デー」の土曜日の午前中は部活動を禁止とし、生徒達が受講できる環境を整備。主要科目の講習や教養講座、模擬試験などを実施しています。時間を有効に活用し、生徒の希望する難関国公立大学や難関私立大学への現役合格をサポートします。
その他、放課後や、長期休みにも講習が充実しています。たくさんの生徒が受講する夏期講習。昨年度まで紙で出してもらい集計していた参加希望を、今年度はインターネットで集計。生徒達は、期間内かつインターネットのある環境下であれば、いつでもどこにいても希望を提出することができるようになり、より参加しやすくなりました。
青山高校では受験生向けのイベントが予定されています(事前申し込みが必要な場合があります。また、新型コロナウイルス感染防止のため、変更・中止となる可能性があります。必ず学校のHPでご確認ください)。
- 夏の学校見学会:2022年8月17日(水)・18日(木)・19日(金)
- 学校説明会:2022年10月8日(土)、11月5日(土)、12月3日(土)