創立100周年、「文化の杜」の伝統校

都立上野高等学校で行われた塾対象の学校見学会に参加しました。

創立100周年を迎える伝統校

　東京都指定の進学指導推進校である上野高校は、大正13年に第二東京市立中学校として開校しました。今年度、創立100周年を迎えます。教育目標は「自主協調」「叡智健康」。高い知性と豊かな情操を養い、互いに協力しながら自主的に行動することを大切にしています。
　上野高校は部活動や行事の数も多く、各生徒に活躍の場が用意されています。「勉強・部活動・行事に積極的に取り組み、バランスのとれた高校生活を送ってください。」とお話がありました。

文化の杜「上野」で豊かな学びを

　文化の杜「上野」に位置し、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京藝術大学、上野動物園などに囲まれた落ち着いた環境にあります。
　本校独自の探究学習「上野学」では、全生徒が周辺の大学や文化施設を巡り、課題を自ら設定し、探究活動を行います。大学生や大学院生の探究アドバイザーのサポートも受け、4,500字の論文にまとめます。
　また、夏期講習で東京国立博物館を活用したり、生物部が国立科学博物館を、美術部が東京都美術館を訪れたりするなど、本校ではあらゆる教育活動を通して、周辺の文化的施設を活用しています。

自分の個性を活かし、一つを極める

　文武両道をめざす本校では、学習や部活動など、自分の個性を活かし発揮できる機会が多くあります。男子バレーボール部は関東大会に出場（３年連続10回目）、軟式野球部は都大会第３位、美術部・囲碁将棋部・文芸部は全国高等学校総合文化祭に代表として参加した実績があります。
　また、文化祭・運動会・球技大会などの各行事は、100名以上の有志の生徒が中心となって動かしていきます。12月には不忍駅伝があり、上野の不忍池のほとりを部活動対抗で競い合います。
　学習面では自習室が朝7:30から開放され、放課後は19時まで利用できます。進路決定率は非常に高く、令和５年度は94％。国公立・難関私大の現役合格者数も年々増加しています。