東京立正高等学校の教育関係者対象の学校説明会に参加しました。設立には堀之内妙法寺30世岡田日帰上人の「五重塔を建てるよりも、学校をつくって人間の塔を建てよう」という誓願と決意が込められています。
「挑戦と失敗」
５つの目標のうちの１つに掲げられる「挑戦と失敗」。それについて校長の梅沢辰也先生があるエピソードをお話しくださいました。「体育祭の３年生のチーム戦の練習で、負けなしのチームがありました。そのチームに必勝法を聞くと、『失敗を前提にしているんです。失敗しないようにしようとすると失敗した時に動揺するから、失敗を前提にすれば動揺しません』とのこと。実際に体育祭で失敗をしたのですが、動揺することなくプレーし、見事優勝を収めたのです」
本校には、積極的な挑戦を応援し、サポートする風土があります。部活動にも勉学にも行事にも、失敗を恐れずに挑戦してほしいと願っています。
全員レギュラー
スタンダードコースと、イノベーションコースと、アドバンストコースを設置。
スタンダードコースは「国際情勢と歴史」「実践生活」「体育演習」など、夢や目標が見つかる独自科目が設定されており、部活動や学校行事を充実させながら、希望の進路を実現できるようサポートします。
イノベーションコースは国際性と英語力を高める多彩なプログラムを用意。SDGsの学びや体験、週に１回のフィリピン人講師とのマンツーマン英会話レッスン、カンボジア研修旅行などを通して、社会に貢献できる人材を育てます。
アドバンストコースは大学入学共通テストに対応した豊富な学習量を確保。３年間クラス替えは無く、団結して難関大学合格という同じ目標に向かって団結します。
全員に「生徒カルテ」
学習を見守る取り組みとして、様々なツールを利用してきました。中でも昨今の新型コロナウイルス感染症が拡大する世の中でたくさんの学校が導入した学習支援ツール「Classi」を、本校ではそれ以前より使用。「Classi」には授業や部活動など生徒たちの日々の様子、定期テストや模試の結果、自宅学習などが記録されています。これらを「生徒カルテ」として一括管理し、より適切な学習指導や進路指導に役立てています。
