志望校選びのポイントは? | 晶文社 高校受験案内

志望校選びのポイントは?

 中学3年生を抱えるご家庭の皆さん! お子さんは部活動に熱中している頃でしょうか。既に高校受験にシフトしているでしょうか。夏休みには、中学校で三者面談が行われることと思います。志望校をどのあたりにするか、校名は挙がっていますか?
 中学生が知っている高校とは、何校ぐらいでしょう。近隣の高校、先輩が進学した高校、加入している部活と同じ種目の強豪校、学力の高い有名校… その中から、お子さんに合った学校は見つかるでしょうか。知っている学校だけでは選択肢が少なくありませんか?
 もし高校に入学してから「思っていた高校生活と違う」「同級生となじめない」「学校が楽しくない」などということになってしまったら… 充実した学校生活を送り、将来につなげるためにも、多様な高校を知り、第1志望校以外もよく調べ、どんな学校かを理解した上で受験しましょう。では、どのように決めたらよいでしょう。

多くの選択肢から絞りましょう

 志望校を知ったきっかけで多いのは、「塾や学校の先生が勧めてくれたから」。先生はそれまでの経験から、生徒に合うだろうと思う高校を教えてくれます。“黄色い受験案内”もそんな役割を担い、多くの高校と出合うきっかけを提供します。
 『高校受験案内』は、1都3県のすべての私立・公立・国立高校・高専と、茨城・栃木・群馬・山梨県の主な私立高校、計1,000校強を収載。さすがに1,000校からは選びきれませんが、次に示す7つのポイントを指標とすれば、お子さんに合った学校が見つかるでしょう。

① 教育方針・教育内容
② アクセス
③ 学校生活
④ 卒業後の進路
⑤ 入試要項
⑥ 学費
⑦ 学力

ポイント解説

 『高校受験案内』の私立高校ページでは、この7点を以下のように取り上げています。

 ここでは2つだけ紹介します。順不同ですが、注目度の高い「偏差値」(⑦学力)から見ていきましょう。

⑦ 学力

 本書では「合格の基準」として、偏差値を示しています。この偏差値は主に、学科試験を行う一般入試で合格のめやすとなります。
 自分の偏差値を知るには、Wもぎをはじめとする会場模擬テストを受けること。それも、1回ではなく複数回受け、その平均の数値を基に検討します。
 『首都圏高校受験案内』では、合格の可能性を次の3段階で表しています。

合格の可能性80%:ほぼ確実
合格の可能性50%:見込あり
合格の可能性20%:やや見込あり

 志望校を考える時、学力に見合った高校を選ぼうと、合格の可能性80%の偏差値をめやすにすることが多いと思います。ですが、80%の偏差値だけで選択肢を狭めないように。合格の可能性が50%、20%でも、入試の倍率、入試問題の傾向と対策、入試区分や選抜方法といった入試制度の上手な利用の仕方など、そして学力の伸長によって可能性は広がります。最初は幅広い学力帯から探すのがよいでしょう。
 偏差値は学力の位置を知る、わかりやすいものですが、指標のひとつにすぎません。偏差値ありきではなく、ほかの指標で志望校の候補を多く挙げ、最後に学力面を加えて判断するのが理想ではないでしょうか。心惹かれる要素があれば、それを大事にしてください。魅力的な高校に進みたいと思えば、それがモチベーションとなり、学力アップが期待できます。中学生の伸びしろは計り知れません。

① 教育方針・教育内容

 高校選びで最も重視してほしいポイントです。お子さんに、どのような人になってもらいたいですか? 各校の教育方針や教育理念、校訓、建学の精神、教育目標などを見てみましょう。何を重んじ、どのような力を養い、どんな人を育てようとしているのか。学校の考え方に共感できるか、自分に問いかけてみてください。
 そして、その学校はめざす人物像に育成するため、どのような教育活動を行っているでしょうか。知識だけでなく、思考力、判断力、表現力など、必要な力を身につけるためにどんな取り組みがあるでしょう。見るべきところは授業だけではありません。特別講座や補習にも留まりません。行事や部活動、研修旅行といった課外活動も、人間形成に大きな影響を与えるものです。
 学習面でも生活面でも友人関係でも、充実した高校生活が送れるかどうか。生徒のやる気を引き出し、成長させてくれるかどうか。学ぶ楽しさを教えてくれて、将来の目標を見出すことのできる高校かどうか。そんな視点で各校の教育内容をご覧いただければと思います。

 『首都圏高校受験案内』は、よく知る学校の各種データも、今まで知らなかった学校の基礎情報や教育内容も、多彩な学校情報を読者の皆様にお届けしています。複数の学校を比較して実際に学校を訪れ、最良の高校に出合ってほしいと思います。夏休みは学校を知るチャンスです。

志望校選びにこの1冊! 書籍概要は以下よりご覧ください。

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